2020-06-15 自己肯定感 全てのものが期限付きの世界。期限の過ぎた食べ物は腐るし花は枯れる。君との関係もいつかは終わる。 薄暗い部屋でコーヒーを飲みながら、カップに映った自分と目が合う。カップの中の私は語りかける。 「お前はどうしたいんだ?」 私は答えられない。まるで出口のない迷路に迷い込んだみたいに、何が分からないのかが分からないまま時間だけが過ぎていく。 カップの中の私は言う。 「もういいよ、時間切れだ。」